次の訪問先はチェコのチェスキー・クルムロフ。中世の街並みがそのまま残っている世界遺産の街です。
バス停から街に入ったところ。急に街が見えてちょっと感動。
こんな形の街です。ブルタブ川が湾曲して流れています。昔から洪水に悩まされてきた歴史があるらしいです。
ブルタブ側をクルーズ
日が暮れてくるとクルーズも良い雰囲気になってきます。
この旅一番の作品
夜はチェコビール。バドワイザーが実はチェコのBudvarをぱくったものだとは今まで知りませんでした。無許可で名前を使っただけなので、製法とかはたぶん違うと思います。Budvar Darkは濃口しっかりで旨かったです。
夜のチェスキー・クルムロフ。おとぎの国と言われるだけあって素敵な街です。
2015年7月アーカイブ
昼メシの後は、今回の目的の一つサンピエトロ大聖堂。
今まで教会は、カテドラル(ざっくり地区代表)と教会くらいの分けかと思ってましたが、ローマ教皇が指定した特権を持つバジリカというものがあって、ここはローマの4大バジリカの一つだそうです。ちなみに、世界には1,000以上のバジリカがあるようです。
スケールが違いますね。10年ぶりに来て感動!
聖堂の中。圧倒的な大きさと装飾。巨大すぎて感覚がおかしくなります。
当時の皇帝の像が至るところに飾られています。時の皇帝が布教に力添えしたことがこれだけのものを残したんでしょうね。
聖ペテロの像。キリストの一番弟子という理由で、ここまで祭り上げられているわけだけど、ペテロはこれを望んだわけではないのでは・・・と思ってしまう。
ペテロの墓の天蓋。ベルニーニ作。
天井画
祭壇。でもメインではないです。これで脇の祭壇。
ほんとによくこれだけのものを作りましたよね。
最後はクーポラの上から
途中までエレベータを使って昇りましたが、最後の階段の歩きがかなりしんどかったです。お年寄りはまず無理だと思います。
バチカンに来たのは2度目ですが、初回よりも感動したかもしれません。生きてるうちにあと1回は訪れたい場所です。
2日目は今回の旅メインの一つ、バチカン。
バチカン美術館からスタートで、事前に9時半に予約して行きました。朝一なら人も少ないかと思いきや、既に200m近い長蛇の列。いやこれは驚きました。入場制限してるので、1時間で入れるかも怪しい感じです。どうやら朝一が最も混むらしく、14時くらいになると少ないようです。とりあえず、予約していたので待ち時間ゼロで通過。
並びが時代順になっているようで、初期の頃のキリスト画。びっくりしたのが幼いキリストの顔がおっさん顔で怖い。なぜ?
ラファエロ作のキリスト変容。このあたりから優しい顔になる。
地図の間。すごい人です。
地図の絵は結構好きです。地名を探したり、船のイラストを楽しんだり。
ローマの美術館や教会に行って思うのは天井画の美しさ。余すところなく絵や彫刻で空間を埋めてしまう徹底ぶりは本当に見る人を唖然とさせます。
アダムとイブの作品で、隅の方をよく見ると鴨さん。いつの時代も鴨さんは健在。
バチカン美術館を見た後は、近くのレストランでお昼。まずはイタリアのビール。
カルボナーラ。こっちのカルボナーラは生クリームを使わないと書いてあったので注文してみたら、確かにそのようだ。この旅の中でもかなり当たりの店で、パスタすごい旨かったです。10年前に学生で来たときは貧乏旅行だったので、普通以下の食事しか体験できなかったけど、ちゃんとした店に入るとやっぱり違いますね。イタリアやるな。