オーデンセ

from 紀行地図

泊ったクラリオンというホテル。田舎のこじんまりしたホテル。何にも気を遣わなくていいので、一番楽だったかも。フロントで名前を告げたら、前払いしてるせいもあるけど、ゲストカードに記入することもなく、いきなりカギを渡されたし。だいぶ適当。

窓からの光が明るく、目の前の公園も眺められる場所で朝食。とにかく穏やかな感じ。

そんなホテルの中で、なぜか、かなり古めかしいエレベータが稼働していた。扉は手動だし、動けば、ガガガガガとすごい音するし。毎回落ちるんじゃないかと思ったけど、アトラクション的おもしろさで意外と気に入ってしまった。

さっそく街歩き。なんでもない洋服屋さんだと思うけど、かなりスタイリッシュ。

オーデンセの街並み。ゆったりしていて、穏やかな雰囲気。

朝のマーケット。土曜のみの開催で、今回たまたま見ることができた。野菜中心に３０店くらいいろんな店が並んで、どれも買いたくなるような食材ばかり。

国旗がきれいに並んでいるアンティーク店。ちなみに、この店、アンティークだけでは商売キツイのか、鍋とかフライパンの日用品を売っていた。うーん、せつない。


あと、近くに絵を売ってるお店があって、見てみたらだいぶイマイチな感じ。と、そこに店主のおじさんが出てきて、「これはおれが描いたんだよ。どうだい？」　え～、おじさんの作品だったとは。良い絵ですねと言うしかなかったけど、あれはちょっと売れそうにないな・・・。オーデンセおそるべし。

ここがアンデルセンの生まれたお家。

とにかくせまい！　この部屋がもう一つ分あるだけの広さ。

アンデルセンの親父さんは貧しい靴職人。

近くのアンデルセン公園。とにかく鴨がいっぱい。鴨の楽園。

オランダではないけど公園にはチューリップがいっぱい

絵に描いたような街並み。こんな場所に住みたいねぇ。

お昼は前もって調べておいたクリットガードというお店へ。

いろいろ悩んだ結果、日本語訳で「５つの小さな料理」にすることに。写真で見ると小さいかもしれないけど、結構しっかり。牛肉ステーキにアカカレイのムニエル、チーズなど。あまりにお酒に合いそうなラインナップなので、途中からワインを頼んで、またまた昼間から飲んでしまった。あと、ウェイトレスのお姉さんがすすめてくれたデンマークのパン（ライ麦っぽい感じ）も良かった。偶然にも帰国後パン屋のアンデルセンがデンマーク祭りみたいな感じで、デンマークのパンを置いていたけど、近いけど、やっぱりちょっと違ったなぁ。

オーデンセでは、一応アンデルセン博物館に行ったりしたけど、何かを見に行くというよりは、ゆったりした街並の中で、のんびり過ごせるところが良かったです。あきもオーデンセは気に入ったようでした。特に期待して行ったコペンハーゲンと比べると・・・。

というわけで、次は最後のコペンハーゲンです。